社葬と普通の葬式の違い

葬式の種類

故人の死を悼むために行われることになるのが葬式ですが、これにはいくつかの種類があり、そして、「誰の主宰で執り行われるか?」という点で呼び方が変化してきます。
社葬ならば会社が主宰して葬式が行われることになり、個人葬ならば遺族が主宰することに、その他にも団体葬ならば故人が属していた何らかの組織(団体)が主宰し、合同葬の場合は企業と遺族が主宰することになります。
一般的に葬式にはこれら4種類があり、全てがこれらにカテゴライズされることになります。

その他の違いとして挙げられるのが、葬式の規模の大きさになりますが、ただ大規模な葬式を行えば社葬というわけでもありませんし、その逆に規模が小さい社葬もあるのです。
葬式の呼び方は大きさに左右されるわけではありませんので、主宰者が誰となるのかという点が非常に重要になるわけです。

また、葬式にかかる費用に関しても同様です。
ただ費用をかけることが社葬ではありませんし、社葬の中にはそれほど費用をかけない社葬もあります。
規模の大きさにも似ていて、お金の問題ではなく、あくまで誰が主宰者となるかという点が葬式の呼び方に関わってくるのです。

費用を負担する人は?

葬式にかかる費用は、基本的に主宰者が負担することになります。
したがって、社葬ならば会社が、個人葬ならば個人が負担することになります。
社葬の場合には、企業の活動の一環として葬式が執り行われることになるわけですね。

企業活動の一部になるからこそ、会社内では綿密な計画が立てられることになり、また会計上の処理も経理が行わなければならなくなります。
例えばどの程度の規模の葬式にするのか、という議題で会議がなされれば、その議事録を取らなければなりませんし、また取締役会の承認を得て初めて会社の総意ということになります。
この他にも社葬にかかる諸費用は会社が負担するわけですので、それに伴う経理処理は社内の経理課が行わなければなりません。

個人葬の場合には、主宰者である遺族の方々が経済的な負担をしなければなりませんが、社葬の場合にはこれと同じように主宰者である会社が費用を負担することになるのです。
一見すると個人葬と社葬では規模が違うだけに見えますが、その裏側には費用を負担する人が異なるという大きな違いがあるのです。

社葬を成功させることは、故人が会社からいなくなってもその会社の運営は円滑に行われていることを社会にアピールすることにもつながりますので、会社の威信がかかっていると言っても過言ではありません。
社葬の費用はそれなりの額にして、規模も恥ずかしくない程度にはしないといけませんので、実際にどの程度の金額が必要となるかは、会社の財布と相談ということになりそうですね。