直葬とは?社葬との違い

直葬とはどのようなお葬式か

直葬とは大々的に行うお葬式ではなく、「火葬だけを行うお葬式」を指します。
通常のお葬式であれば、お通夜や告別式を執り行った後に初七日があり、その後に火葬、という流れが一般的です。
しかしこのような流れになると、お葬式の段取りや準備がとても大変です。
また、お葬式にかかる費用も大きくなります。

このような従来のお葬式は、確かに故人をしっかり供養できるものではあります。
ただ、最近は人それぞれで価値観が多様化してきており、「親族などの親しい間柄の人だけで、小さくお葬式を挙げることができればいい。逆に大々的に執り行うと、費用も労力もかかって大変」と感じる人が増えています。
このようなことからこれまでの形式にとらわれないお葬式を選ぶ人が増えており、そのひとつとして直葬を選択する人もいるのです。

直葬であれば火葬だけを行うため、親族にかかる労力や金銭的な負担は小さくなります。
こうして浮いた時間や費用をまた故人の四十九日や一周忌などの法要を行うときに使えば、より効率が良くなるともいえます。

直葬は社葬とは異なる

直葬は主に家族葬で行われることが多いです。
家族葬とは「親族が執り行うお葬式」で、一般的な家庭で行われるお葬式は家族葬にあたります。

これに対して社葬とは、「企業が行うお葬式」を指します。
社葬は従業員や故人の仕事上での関係者が参列することが多く、家族葬とは大きく異なる面があります。

社葬で直葬が行われることもあるものの、企業は故人が亡くなったことを関係する人や企業へ通知する目的であることが多いため、時間や費用をかけて行うことが多いです。
そのため直葬は家族葬で行われることが一般的であることを、理解しておきましょう。
直葬と社葬はあまり間違えないかもしれませんが、念のため違いを知っておくと良いです。

直葬を行う上での注意点

直葬を行う上での注意点として、「必ず親族と相談して決める」という点が挙げられます。
直葬は火葬だけを行うという、従来のお葬式とは大きく異なるお葬式の形です。
そのため昔からの考えを重んじる人によっては、直葬に抵抗を感じることがあります。
直葬を検討する場合は必ず親族と相談して、トラブルを未然に避けましょう。

また、同様に直葬の際に参列する人にも前もって伝えておく必要があります。
参列者も人によっては、「どうして直葬なのだろう」と不思議に思うことがあります。
こうした方への配慮として、直葬を行った後に弔問をするのもひとつの方法です。

直葬を検討する場合、葬儀社へ相談してみましょう。
葬儀社はさまざまなプランを用意していて、直葬にも対応していることがあります。
上記の注意点を守り、直葬を執り行うと良いでしょう。